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紙のA判、B判

紙の大きさでA4(判)とかB5(判)なんて言葉をよく聞きますが、あれってどのような違いがあるんでしょうか。
A4判、B5判はそれぞれA判、B判と呼ばれる規格のなかのサイズの一つで、A判はドイツの工業規格がそのまま採用されたもの、B判は江戸時代の公用紙「美濃紙」をもとにしているといわれています。
どちらも0から10までのサイズがあり、A0の半分の大きさがA1、A1の半分の大きさがA2というふうに決められています。
戦前までは、B判が官公庁でよく使われていたようですが、1993年に行政文書の用紙すべてがA判に統一されてからは、文書用紙のサイズからB判は遠ざかっていきます。しかし、封筒や週刊誌、チラシといった日常的な用途では、いまでもB判が重宝されています。
ですから、A判の書類をB判の封筒にいれる。なんてこともあるんでしょうね。
うーん。なんかフクザツ。


参考資料:
『雑学図鑑 知って驚く!! 街中のギモン110』(日刊ゲンダイ・編 講談社)